「CSVからXMLへ」でも触れていますが、CSVが持つ環境に依存しない特性を継承しつつ、より高度で柔軟なデータ交換が行えるのがXMLです。ただ、その自由度の高さは、ときに思わぬ落とし穴にもなりえます。例えば、毎日の売上デ […]
DTDとは
DTD(Document Type Definition:文書型宣言)は、XML文書をある一定の構文に従ってルール付けするためのものです。DTDにより、XML文書中にどのように要素や属性があらわれるのかなどを取り決めます […]
妥当な文書を検証
DTDが与えられ、それに対して完全に適合したXML文書を、妥当なXML文書と呼びます。今回は、XML文書が妥当な文書であるかをチェックする方法について見ていきます。 XML文書が妥当な文書であるかどうかをチェックする方法 […]
名前空間を使う
前回まではXML文章で使用するタグを取り決めるDTDについて見てきました。次回からはDTDに変わって新しく策定されたXML Schemaについて見ていきますが、その前に今回は「名前空間」について考えてみます。 まずは以下 […]
XML Schemaとは
XML文書中で使うタグなどの規則を事前に取り決めておく仕様としてDTDとXML Schemaがあるということは以前の記事で解説しました。 今回からはそのうちのXML Schemaについて見ていきます。 DTDの問題 DT […]
XML Schemaの定義
XML Schemaを利用したXML文書構造の定義方法について紹介していきます。 まずは簡単なXML Schemaのサンプルを見てみましょう。 <?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8 […]
ref属性を使ったスキーマ定義
前回の記事で使用したXML Schemaサンプル(下記)ではbook要素の取り決めをbooks要素の取り決めの中に記述していました。 <?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″ ?&g […]
内容モデルの定義
内容モデルとは、要素の内容が文字列なのか、どんな順序で何回出現するのか、子要素を持つのか、空なのか、それとも任意なのかなどを示す概念です。 XML Schemaでは、DTDよりもさらに詳しく内容モデルを取り決めることがで […]
属性の定義
前回まではXML Schemaにより要素を取り決める方法について見てきました。今回はもう1つのXMLの重要な構成要素となる「属性」について説明します。属性とはその名のとおり、要素に情報を付加するためのものです。 XML […]
スキーマとはいったい何か
前回までは、DTDもしくはXML SchemaによってXML文書の構造を取り決める方法について見てきました。本カテゴリの最後にスキーマとはいったい何なのかについて考えてみます。 スキーマとは、情報の構造を定義するための記 […]