XML文書では、タグに使う要素名を、原則自由に取り決めることができます。
これまでのサンプルでも出てきましたが、要素名には英数字だけでなく、ひらがな、全角カタカナ、漢字を使うことも可能です。
<price>100</price> <価格>100</価格>
ただし、少しだけ注意点があります。
- 要素名の最初の文字には数字は使えない。(2文字目以降ならOK)
- 空白を入れることはできない。
- 他の要素の開始タグと終了タグを交差させてはいけない。
下記は、ダメな例です。
<1stName>太郎</1stName> <First Name>太郎</First Name>
<item> <name>やくそう<price></name> 80/<price> />item>
各要素をあらわすための開始タグと終了タグは必ず対になっている必要があり、上記例のように開始タグと終了タグを交差させてはいけません。
試しに、上記XML文書をIEで表示させてみてください。エラーとなり、正しく表示されないことが確認できます。