XMLとは

XMLとはExtensible Markup Language(エクステンシブル マークアップ ランゲージ)の略語であり、文書やデータの意味、構造を記述するためのマークアップ言語の一つです。

XMLを勉強しようとしていくと、XSLだとかSAX、DOMなど様々な用語がでてきて、なかなかとっつきにくい言語のよう感じるかもしれませんが、あえて一言でまとめると「汎用的に利用されるデータ格納形式」となります。

XMLは「タグ」と呼ばれる情報をデータの中に埋め込み、文書を構成します。
例えば、会社の社員情報をXMLで管理しようとした場合、<社員ID>、<社員名>、<入社年>、<部署ID>などのタグを埋め込んでいくのです。

XMLサンプル

※「<」「>」で囲ってある部分がタグになります。

このようにタグを埋め込んでデータを記述する言語のことを、マークアップ言語(Markup Language)と言います。
マークアップ言語には様々な種類がありますが、有名なものとして、HTML(HyperText Markup Language)が挙げられます。HTMLはWebページをを記述する言語として広く普及してきましたが、XMLもHTMLと同様にインターネットで広く利用されています。